青木淳が選ぶコレクション 収蔵品展087 寺田コレクションより

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青木淳が選ぶコレクション 収蔵品展087 寺田コレクションより
展示ID
0tz4gZStLy0fGtkZeoZ5
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0
開催期間
2026-07-18〜2026-09-23
開館時間
11:00 〜 19:00
休館日
月曜日7月20日、9月21日は開館 7月21日、8月2日は休館
料金
一般 1800円、大学生・高校生 1100円、中学生以下 無料
会場
東京オペラシティ アートギャラリー
都道府県
東京都
市区町村
新宿区
住所
東京都新宿区西新宿3-20-2
アクセス
京王新線初台駅東口より徒歩3分、小田急小田原線参宮橋駅より徒歩11分、都営大江戸線西新宿五丁目駅A2出口より徒歩12分

展示について

「ほぼ、空:青木淳+リチャード・タトル」では、建築家・青木淳の提案により、これまでの当館の展示室の使われ方の枠組みを一旦外して、全体を有機的なひとつながりの空間にすることを試みている。そのため、上階のギャラリー3、4の〈寺田小太郎メモリアルギャラリー〉で行っている収蔵品展を、ギャラリー1で開催している。さらに、場外にあるミュージアムショップを展示室に変え、ショップを展示室内のコリドールに移設している。当館収蔵の寺田コレクションは、東京オペラシティビルの共同事業者であった寺田小太郎氏が、篤志により蒐集、寄贈したものである。「ほぼ、空」展では、建築家・青木淳の目による収蔵品展が、企画展とゆるやかに繋がっていく。 今回青木がコレクションから選んだのは、野又穫の作品である。野又は、広大な空を背景に、柱、塔、工場、城、気球のような巨大な建造物を描く画家である。古典、中世、近代の建築様式が入り混じったかの建造物は、一直線の建築史から外れて、無時間のなかにあるような印象を与える。その絵画にはいつも人の姿がなく、まるで人類が存在しなくなったあとに、その遺物だけが聳え立っているようである。畏怖を覚えるほど美しい絵のなかの建築は、一度も見たことがないはずなのに馴染みがあるような、奇妙な感覚へと誘う。野又の描く建築は、「ほぼ、空」の展示空間とも調和を見せる。絵画でも展示空間でも自立した柱はなにも支えておらず、また空高く上がる気球は天井から吊り下がる半球型のバスケットに重なる。絵画のなかの建築が静止しているのに対して、展示空間は1日の光の変化のなかで刻一刻と移り変わる。そこにおいて、時間と無時間の矛盾するものが、同時に顔を覗かせるだろう。

タグ

  • イラスト・絵画

画像提供

  • 野又穫《境景 2》, 1992, アクリル絵具、キャンバス, 91.0×60.6cm(撮影:早川宏一)

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