
Notice Everything
2026.11.5 — 2026.12.19
タカ・イシイギャラリー京都
京都府 京都市
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タカ・イシイギャラリー 京都は、アダム・ペンドルトンの日本初個展「Notice Everything(すべてに気づく) 」を開催いたします。本展では、新作の絵画、ドローイング、陶作品を厳選して展示いたします。それぞれ性質の異なる作品群において、ペンドルトンは色彩、ジェスチャー、断片、形態を用い、異なる制作プロセスや素材からいかに新たな視覚的可能性が生まれ得るかを探究しています。本展では、これまでで最大サイズとなる「Composition」の絵画作品を展示いたします。紙に水彩で描いたジェスチャーを出発点に、ペンドルトンはその痕跡を記録し、スクリーンプリントの工程を通じて変換することで、即時的で流動的なものを、鮮やかな色彩が幾層にも重なるカンヴァス作品へと変容させています。深い青、紫、赤が重なり合い、混じり合うことで、思いがけない色彩の関係と、その隙間に生まれる色の領域が現れます。色彩を固定された要素、あるいは純粋に表現的な要素として捉えるのではなく、ペンドルトンは色と色の関係性に着目します。ひとつの色が別の色に作用し、画面全体にわたって知覚の変化を生み出します。 ペンドルトンの新作陶作品は、素材とスケールを通じてこの探究をさらに展開します。豊かに釉薬が施された黒い地は、ときにほとんど消え去るかのように見えるほど深く、その上に簡潔な幾何学的構成が宙に浮かぶように配されています。ここでは、陶芸の伝統と技法が、表面、地、色彩、輪郭、形態と画面の関係といった絵画の問題意識から捉えられています。作品は物体とイメージの間を往還し、粘土と釉薬の物質的性質が、一見簡潔にみえる構成に複雑さをもたらします。わずか6 x 6インチ(15.2 x 15.2 cm)、あるいは12 x 12インチ(30.5 x 30.5 cm)の「Days」のドローイングは、陶作品とは明らかに異なる様相を見せます。その親密なスケールは、痕跡を残す行為、ジェスチャー、色彩をめぐるペンドルトンの継続的な探究を、小さくも広がりのある視覚の場へと凝縮しています。それぞれのドローイングには、記され、中断され、重ねられ、あるいは開かれたまま残された痕跡という、一連の判断が記録されています。個々の作品として、また互いの関係の中で見るとき、それらは密度、リズム、形態のわずかな差異への持続的な注意を促します。 「Notice Everything」に出品される作品群は全体として、絵画の形式的、歴史的、概念的な可能性をめぐるペンドルトンの持続的な取り組みを示しています。写真、スクリーンプリント、ドローイング、水彩、陶芸は、それぞれ独立したメディウムや領域としてではなく、互いに作用し合い、変容させ合うプロセスとして扱われます。ペンドルトンは手作業と機械的工程、即時性と熟考の間を往還し、その変換のたびに予期せぬものが生まれる余地を開いています。展覧会タイトルは、制作と鑑賞の双方に向けられたひとつの姿勢を示唆しています。すべてに気づくとは、すべてを一度に把握することではなく、現れてくるものに注意を向け続けることです。ある色が別の色に対して見せる変化、複製された後に残るジェスチャーの痕跡、黒い表面の深さの変化、あるいはささやかな痕跡が場を組み替えうるあり方に目を凝らすことでもあります。絵画、ドローイング、陶作品を通して、「Notice Everything」は注意を向けるという行為そのものを、新たなものを生み出す行為として提示します。それは、作品がどのようなものになり得るのか、そして鑑賞者がその中に何を見いだし得るのかを絶えず更新していく行為です。
参加作家
- アダム・ペンドルトン
開催情報
- 開催期間
- 2026.11.5 — 2026.12.19
- 開館時間
- 10:00 〜 17:30
- 休館日
- 日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、祝日
- 料金
- 公式サイトをご確認ください
- 会場
- タカ・イシイギャラリー京都
- 住所
- 京都府京都市下京区矢田町123
- アクセス
- 地下鉄烏丸線四条駅4番出口より徒歩5分、阪急線烏丸駅26番出口より徒歩5分
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