
織りなす記憶、つながる世界(Up Close and Personal)
2026.10.29 — 2027.3.31
カナダ大使館高円宮記念ギャラリー
東京都 港区
気になる展示の保存や鑑賞記録、レビュー投稿はアプリで。
アプリで記録する概要
東京のカナダ大使館 高円宮記念ギャラリーは、モントリオールを拠点に活動するカナダ人アーティスト、アントニエッタ・グラッシによる展覧会「織りなす記憶、つながる世界(Up Close and Personal)」を、2026年10月29日(木)から2027年3月31日(水)まで開催します。本展は、モントリオール美術館アジア美術・考古学部門キュレーター、ローラ・ヴィゴの企画によるものです。今回の展覧会は、グラッシにとって日本で初めて開催される大規模な個展で、過去10年間の創作活動から選ばれた20点以上の作品を紹介します。 グラッシは、何千本もの手描きの線を重ねて描く緻密な絵画で知られています。作品は見る人との距離によって印象が大きく変わり、遠くから見ると布や風景、建築物のように見えますが、近づくと複雑かつ豊かな層を成す抽象表現であることがわかります。細部に目を向けることで、新たな意味やつながりが見いだされます。カナダ女性史月間にあわせて開催される本展は、グラッシが長年抱いている、女性アーティストや織物職人、科学者、そしてコンピューター分野の先駆者たちの見過ごされがちな功績への関心にも光を当てます。織り、テクノロジー、記憶、人と人とのつながりといったテーマを通じて、異なる分野や世代、文化の間に存在する思いがけないつながりを表現しています。グラッシの創作には、家族の歴史も深く影響しています。イタリアから移住した母親や叔母たちは、モントリオールの衣料産業で高い技術を要する仕事をしていましたが、その価値は必ずしも十分に評価されていたわけではありません。このような女性たちの経験に触れたことから、グラッシは女性の貢献にはさまざまな形があり、それらは正当に認められるべきだと考えるようになりました。彼女は絵画を通して、地域社会や社会全体を支えてきた女性たちの創造力、知識、たくましさ、そして労働に敬意を表しています。代表作の”Lifelines”シリーズに加え、近年取り組んでいるテクノロジーや織物文化をテーマとした作品も展示されます。本展は、日本の人々にアントニエッタ・グラッシの芸術世界を紹介するとともに、創造性、人と人とのつながり、そして人々や歴史、文化を結ぶ「糸」について考える機会を提供します。
参加作家
- アントニエッタ・グラッシ
開催情報
- 開催期間
- 2026.10.29 — 2027.3.31
- 開館時間
- 10:00 〜 17:30
- 休館日
- 土曜日、日曜日、祝日
- 料金
- 公式サイトをご確認ください
- 会場
- カナダ大使館高円宮記念ギャラリー
- 住所
- 東京都港区赤坂7-3-38
- アクセス
- 東京メトロ銀座線・半蔵門線青山一丁目駅4番(北)出口より徒歩5分、東京メトロ千代田線乃木坂駅1番出口より徒歩20分



