
ぐるり、めぐる
2026.9.16 — 2026.9.27
ギャラリー冬青
東京都 中野区
気になる展示の保存や鑑賞記録、レビュー投稿はアプリで。
アプリで記録する概要
この度、ギャラリー冬青では初の写真家・千葉桜 洋さんと家族による作品展『ぐるり、めぐる』を開催いたします。 幼い頃、聴覚の大部分を失い、写真や絵によって徐々に言葉を習得した父・洋さんは、2000年頃から家族との日々や散歩道、旅行先で、息子・洸さんが歩く姿や、ふと立ち止まって見つめる先を、静かに写しています。洸さんは重度の知的障害を伴う自閉症があり、言葉によるコミュニケーションよりも手をカクカク動かすなど独自の行動やサインで感情を表します。展示作品に在るのは、父・母から息子へ一方的に向けられる視線だけではありません。息子の視線の先を一緒に見て、ときには立ち止まりながら、ともに時間を過ごす。その営みのなかから、作品たちは生まれています。洋さんの写真作品を何度か拝見する度に、私はまだ一度もお会いしたことのなかったご家族の姿を不思議と思い浮かべるようになっていました。写真に写っていても、いなくても見る者にとって「家族」は切り離せない存在です。千葉桜家がそうある様に「寄り添う形」で、家族ぞれぞれのまなざしを一堂に展示してみたいと思うようになりました。そんな思いから父・洋さんが撮影した銀塩写真を中心に、母・紀春さんによる水彩画、息子・洸さんによるクレヨンドローイングを組み合わせた作品群を展示いたします。写真と絵画作品からすくい上げられた時間や記憶が、作品の間をぐるりとめぐっていく様です。 写真や絵画は、言葉だけでは捉えきれない他者の感覚やまなざしに近づくための、ひとつの手がかりともなれるのではないだろうか。本展では、言葉を介したコミュニケーションが当たり前とされる社会のなかで、幼い頃に写真や絵を通して言葉を獲得した作家自身の経験とも重なりながら、言葉とは異なる方法で他者とつながり、理解し合う可能性を静かに問いかけます。 [関連イベント] 1. トークイベント 日時: 2026年9月16日18:30〜19:30 登壇者: 千葉桜洋、東ちづる(俳優・一般社団法人Get in touch) 会場: ギャラリー冬青 料金: 2000円(ドリンク付き)(定員20名、要事前申込み) 2. トークイベント 日時: 2026年9月19日17:00〜18:30 登壇者: 千葉桜洋、仲野泰生(元 川崎市岡本太郎美術館学芸員・現 京都場館長) 会場: ギャラリー冬青 料金: 2000円(ドリンク付き)(定員20名、要事前申込み) ※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
参加作家
- 千葉桜洋
- 千葉桜紀春
- 千葉桜洸
開催情報
- 開催期間
- 2026.9.16 — 2026.9.27
- 開館時間
- 11:00 〜 19:00木曜日は22:00まで
- 休館日
- 9月21日・9月22日は休廊
- 料金
- 公式サイトをご確認ください
- 会場
- ギャラリー冬青
- 住所
- 東京都中野区中央5-18-20
- アクセス
- 東京メトロ丸ノ内線新中野駅1番出口より徒歩8分、JR中央線・JR総武線・東京メトロ東西線中野駅南口より徒歩12分
タグ
最新レビュー
まだレビューはありません。鑑賞後の記録やレビューはCoMuseアプリで残せます。