
Noise
2026.9.12 — 2026.10.17
HAGIWARA PROJECTS(ハギワラプロジェクツ)
東京都 港区
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このたびHAGIWARA PROJECTSでは、2026年9月12日(土)より、ザック・プレコップによる個展「Noise」を開催いたします。本展は、当ギャラリーにおける同作家7年ぶりの個展となります。 ザック・プレコップ(Zak Prekop、1979年シカゴ生まれ)は、ニューヨーク州を拠点に活動するアーティストです。2008年にシカゴ美術館附属美術大学(School of the Art Institute of Chicago)でMFAを取得したほか、ドイツ・フランクフルトのシュテーデルシューレでも学びました。 プレコップの絵画は、筆やパレットナイフを用いて素早く描くことから始まります。そこに、グラシン紙を破って作ったステンシル(型紙)を置き、その輪郭をなぞるように線を描きます。さらに型紙の位置を少しずつずらしながら同じ工程を繰り返すことで、複数の形や構図が重なり合い、幾何学的でどこを起点として見るべきか定まらない画面が生まれていきます。完成した作品は、一見するとデジタルによって生成されたイメージを思わせます。しかし、その画面を形づくっているのは、紙を破り、型紙を置き、位置をずらし、輪郭をなぞるという、極めてアナログな手作業の積み重ねです。反復される工程のなかで形や色が重なり、画面は次第に複雑な構造を帯びていきます。そのため鑑賞者の視線は、一つの場所に留まることなく画面の中を行き来し、作品を一度に把握するのではなく、時間をかけて読み取っていくような体験へと導かれます。 プレコップは、こうした制作のプロセスを音楽に近いものとして捉えています。ノイズ、ミニマル・ミュージック、テクノ、ジャズなど幅広い音楽に親しむ彼にとって、音楽とは、始まりから終わりへと直線的に進むものではなく、複数の音やレイヤーが重なり合い、静と動が共存するものです。絵画においても、プレコップは形や色、線、レイヤーを重ねながら、それぞれの要素が互いに作用する関係を組み立てていきます。それは、コンポーザーがさまざまな音を組み合わせてひとつの楽曲を作り上げる行為にも似ています。彼にとって絵画は、単に静止したイメージを見るものではなく、画面に重ねられた反復、重なり、リズム、そして視覚的なノイズが複雑に響き合う「動きとしてのイメージ」を感じ取りながら、鑑賞者自身がその構造を辿っていく体験なのです。
参加作家
- ザック・プレコップ
開催情報
- 開催期間
- 2026.9.12 — 2026.10.17
- 開館時間
- 12:00 〜 18:00
- 休館日
- 月曜日、日曜日、祝日
- 料金
- 無料
- 会場
- HAGIWARA PROJECTS(ハギワラプロジェクツ)
- 住所
- 東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル2F
- アクセス
- 都営大江戸線・東京メトロ日比谷線六本木駅1a・1b出口より徒歩1分
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