Floating Artifacts
開催中
- 展示ID
- c78QKpgTe6xdxBLiBEgj
- 気になる件数
- 0件
- 開催期間
- 2026-07-10〜2026-08-08
- 開館時間
- 12:00 〜 18:00
- 休館日
- 日曜日、月曜日、祝日
- 料金
- 無料
- 会場
- AISHO(アイショウ)
- 都道府県
- 東京都渋谷区猿楽町26-9代官山ホシノビル1F
- 住所
- 東京都渋谷区猿楽町26-9代官山ホシノビル1F
- アクセス
- 東急東横線代官山駅中央口より徒歩3分
展示について
このたびAISHOでは、小池一馬による個展 「Floating Artifacts(フローティング・アーティファクツ)」 を、2026年7月10日(金)から8月8日(土)まで開催いたします。 小池一馬は1980年神奈川県生まれ。2003年に日本大学藝術学部美術学科彫刻コースを卒業し、現在は大阪を拠点に活動しています。 幼少期から青年期をアルゼンチンやスペインで過ごした小池は、複数の文化圏を横断する経験を経て、日本で彫刻を学びました。その越境的な背景は、特定の地域性や美術史の系譜へと容易に回収されることのない、独自の造形言語を形成しています。 小池の作品は、絵画、ドローイング、インスタレーションなど多様なメディアを横断しながらも、一貫して彫刻的思考を基盤としています。近年は陶を主要な素材とし、手仕事に根ざした原初的な制作プロセスを通じて、彫刻を単なる物質的な対象ではなく、時間や記憶、文化的レイヤーが堆積する場として提示しています。 その作品には、西洋近代彫刻のモニュメンタリティ、南米や古代文明に見られる呪術性やアニミズム的感覚、さらには東洋的な精神性が緩やかに交錯しています。一方で、陶という素材に固有の歪みやひび割れ、釉薬による偶発的な発色といった制御不能な要素を積極的に受け入れることで、完成された造形ではなく、生成し続ける存在としての彫刻を立ち上げています。 小池が「オルタナティブ・アーケオロジー(もう一つの考古学)」と呼ぶ制作は、実在する歴史や文化を参照しながらも、それらを再現することを目的とはしません。むしろ、実在しなかった文明や神話、あるいは未来に発掘されるかもしれない遺物を想像させることで、歴史や価値体系そのものがいかに構築されたものであるかを静かに問い直します。 それらの作品は、鑑賞者に明確な意味や物語を提示するのではなく、説明を拒む形態や曖昧な記号性を通して想像力を喚起します。効率や合理性が優先される現代社会において、小池の作品が示すのは、機能や目的から解放された造形の自律性であり、「意味以前の魅力」あるいは「理解を超えてなお惹かれる感覚」の価値を改めて私たちに提示しています。 本展「Floating Artifacts」では、新作の陶彫作品約15点をインスタレーション形式で発表いたします。
作家
- 小池一馬
タグ
- 立体
画像提供
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