CrossThings

開催前
CrossThings
展示ID
eWZFJGrC9qv2qZl8HqFr
気になる件数
0
開催期間
2026-07-25〜2026-08-11
開館時間
15:00 〜 20:00土曜日・日曜日・祝日は12:00まで
休館日
水曜日、木曜日
料金
無料
会場
VALLOON STUDIO SHIBUYA
都道府県
東京都
市区町村
渋谷区
住所
東京都渋谷区神南1-14-1コーポナポリ102
アクセス
JR渋谷駅ハチ公口より徒歩10分

展示について

この度、浅野井春奈 個展「CrossThings」を開催する運びとなりました。浅野井は目にした景色や人々の姿をもとに、主に木彫による作品を制作します。近年取り組み始めた合板を用いた作品は、水族館をモチーフとしたシリーズから始まり、現在の群像シリーズへと展開してきました。本展では人々が行き交う景色をもとにした作品群を展示いたします。タイトルの 「CrossThings」は、交差点を意味する “crossings” と、交差する物事 “cross things” を重ね合わせています。 合板は、無垢の木材が持つ反りや割れという特徴を抑えるために木材を貼り合わせ、強度を上げたものです。通常、建築用資材に用いられ、そのうちコンクリートパネル(通称コンパネ)はコンクリートを流し込むための仮設壁として使われています。コンクリートが固まれば取り外され、役目を終えます。浅野井はそのような合板の在り方を「刹那的」と表現し、人々の移ろいのイメージに重ねました。昨年10月に本ギャラリーで開催した4人展「人と透きとおる間」で浅野井は、合板を並行に組み合わせた作品を展示していました。それらも群像をテーマとし、複数のモチーフが層を成して重なり合う作品でした。一方で今回は、人の像が彫られた合板を斜めに組むことで、それぞれの層が交差し、一つの景色として固定されることなく、見る位置によって関係性が変化する作品となっています。そこには人や物事が交差するだけでなく、それぞれが積み重ねてきた時間や記憶までもが、すれ違い、重なり合うような感覚が立ち上がります。 会場奥には、フロッタージュによって合板作品の表面の凹凸を刷り取った作品が展示されています。合板作品の表面に刻まれた群像を分解・再構成することで、物事は固定されず常に動き、移ろい、変化し続ける様を表しています。会期中の8月2日には、アーティストトークとフロッタージュのワークショップを行う「交差点」というイベントを開催します。浅野井の視点や感覚に触れつつ、参加者も共に表現し、考えてみる時間です。 ここ渋谷にあるスクランブル交差点も、青信号になると四方八方から多くの人が歩き出し、それぞれ別の目的地に向かっていきます。赤信号になれば交差点から人がいなくなり、青信号になればまた人で溢れます。まるで寄せては返す波のようです。交差点では無数の感情や欲望、経験、記憶が束の間に交わり、また離れていきます。その見えない重なりを想像すると、私たちが人混みの中で覚える感覚も、単なる視覚的な混雑だけでは説明できないように思えてきます。浅野井の作品を通して、群像というひとつの景色の中に見え隠れする、一人ひとりのきらめきに目を向けていただければ幸いです。 [関連イベント] アーティストトーク&ワークショップ 「交差点#11」 日時: 2026年8月2日17:00〜19:00 定員:10名 料金: 2750円(要事前申込み) ※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

作家

  • 浅野井春奈

タグ

  • 立体

画像提供

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