
スティーヴ・ビショップ 建物をめぐる3つのフィルム
2026.12.5 — 2027.3.31
十和田市現代美術館
青森県 十和田市
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十和田市現代美術館では、2026年12月5日(土)から2027年3月31日(水)まで、スティーヴ・ビショップのアジアの美術館での初個展を開催します。 あなたは、いまどこに住み、どのような暮らしをしていますか?また、なぜそこで暮らしているのでしょうか?近年、長期放置された空き家をはじめ、投資・別荘目的の住宅など、住人のいない建物の存在が、日本のみならず世界各国で深刻な社会問題となっています。 古くから馬産地として知られ、近代には軍馬補充部の設置によって「馬のまち」として発展した十和田市においても、人口減少を背景に住人不在の建物が増加しています。また、2001年の中央省庁再編に伴う移転などにより、多くの空き地が生じました。こうした空洞化に対応する施策の一環として、十和田市現代美術館は誕生しました。近年、美術館の来場者の増加とともに、十和田市では新たな建物の建設や既存建物のリノベーションが進み、人々の集う場が生まれつつあります。その一方で、外国産木材の輸入増などに伴う林業の衰退により、手つかずとなった土地には自然が回帰しています。その結果、野生の熊やシカが増殖し、特別天然記念物のカモシカなどが市街地にまで現れるなど、街のあり様とともに自然の生態系も変化しています。 本展では、ロンドンを拠点に活動する作家スティーヴ・ビショップによって制作された、十和田市の状況とも相通ずる「建物」に主眼を置いた3つの映像作品を通して、人の営みとは何かについて探究します。アジアの美術館で初の個展となる本展では、第二次世界大戦中に軍によって全住民が強制退去させられたイギリス南部の廃村を舞台とする最新作《Stolen From The People》(2026)を世界初公開します。さらに、1990年代アメリカのシットコム本編に挿入された住宅街の映像を再構成した《Meanwhile...》(2008)、そして近隣の鉱山閉鎖に伴い全住民が去った後も維持管理され続けているカナダ北部の小さな町を捉えた《The Caretaker》(2018)を展示します。実在する建物を対象に制作された作品群が、私たちに何を語りかけるのか。人の営みとは、社会に何をもたらすのか。映像と音を通して没入できる空間となっている本展は「人の営み」と「建物」の関係が生みだす、ちぐはぐな世界へとあなたを誘いざないます。 [関連イベント] アーティストトーク 日時: 2026年12月5日14:00〜14:40 ※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
参加作家
- スティーヴ・ビショップ
開催情報
- 開催期間
- 2026.12.5 — 2027.3.31
- 開館時間
- 9:00 〜 17:00
- 休館日
- 月曜日12月28日〜1月1日、1月12日〜1月15日は休館
- 料金
- 公式サイトをご確認ください
- 会場
- 十和田市現代美術館
- 住所
- 青森県十和田市西二番町10-9
- アクセス
- JR七戸十和田駅南口よりバス35分「官庁街通」下車、JR八戸駅西口よりJRバス40分「十和田市現代美術館」下車すぐ



