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開かれ──アクセスせよと物語は言う

2026.10.24 — 2027.3.23

高島屋史料館TOKYO

東京都 中央区

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概要

なぜ、古典は古びないのでしょうか。何百年、あるいは千年以上も前につくられた物語が、いまなお読まれ、演じられ、姿を変えながら伝わってきましたが、それを単に「優れた作品だから生き残った」とだけ説明してよいのでしょうか。 今日「古典」と呼ばれるもののほとんどは、最初から多くの人に開かれていたわけではありません。文学や芸術を享受できる人々と、そこから隔てられた人々とのあいだには、身分、性別、世代、地域、身体、経済状況など、さまざまな境界がありました。では、そうした境界を越えて、文学や芸術はいかに人々へ開かれてきたのでしょうか。その歴史をひもとくと、今日「古典」と呼ばれるものの歩みには、それを人々へ届けるための試行錯誤と工夫、そして新たな表現を生み出そうとする創意が見えてきます。本展では、こうした古典の「アクセシビリティ」の歴史をたどります。第1章の上代『古事記』から、第2章『源氏物語』、第3章『平家物語』と能、第4章の近世の歌舞伎と黄表紙まで。そこから見えてくるのは、文化や芸術をめぐる「開かれ」のあり方が、時代とともに幾度も組み替えられてきた歴史でもあります。 そもそも、「開かれる」とは何を意味するのでしょうか。境界を越えることは、境界そのものがなくなることではありません。ある人々に開かれることで、別の境界が生まれることもあります。何かを「開かれたもの」と呼ぶとき、その外側にはなお「閉じられたもの」が残されているのかもしれません。開くことと、閉じること。その境界を人々はいかに動かし、引き直してきたのか。古典の歩みを通じて境界を問い直すことで、現代、そして未来における芸術の「開かれ」について考えてみたいと思います。

開催情報

開催期間
2026.10.24 — 2027.3.23
開館時間
10:30 〜 19:30
休館日
11月10日・12月8日・1月12日・2月9日・3月9日・年末年始(12月31日から1月2日)・2月24日は休館
料金
公式サイトをご確認ください
会場
高島屋史料館TOKYO
住所
東京都中央区日本橋2-4-1日本橋高島屋S.C.本館4F・5F
アクセス
東京メトロ銀座線・東西線日本橋駅B1出口より直結、JR東京駅八重洲北口より徒歩5分、都営地下鉄浅草線日本橋駅D4出口より徒歩5分

タグ

  • 考古・歴史・民俗
  • 文学
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