
MEMOLYRICSCAPE / JYOUKEI
2026.9.19 — 2026.10.24
KANA KAWANISHI GALLERY
東京都 江東区
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KANA KAWANISHI GALLERYは、2026年9月19日(土)より横山隆平個展「MEMOLYRICSCAPE / JYOUKEI」を開催いたします。本展では、横山がこれまで撮影してきた都市の写真に、自作の文章や文字、油絵具による衝動的な痕跡を重ねた新作を発表します。 横山隆平は、モノクロフィルムによるストリートスナップを起点に、都市を行き交う人びと、壁、痕跡、そしてそこに堆積する時間を捉えてきました。路上に散らばる断片を拾い上げ、写真を通じて都市の「いま」を見つめてきた横山にとって、ストリートとは、あらかじめ意味づけられるものではなく、誰かの目に留まる瞬間にだけ確かな輝きを放つ、名もない物語の集積です。 タイトルの「MEMOLYRICSCAPE」は、Memory、Lyrics、Scapeを組み合わせた横山による造語です。記憶、詩、風景は、過ごしてきた時間のなかで絡み合い、断片的なイメージや言葉として不意に立ち現れます。作品上に刻まれる文字もまた、説明や装飾のためではなく、撮影行為と同じく、作家の内部に引っかかった瞬間の痕跡として置かれています。本展では、前回展からさらに表現を展開し、作家の内面から湧き上がる独自の文章や文字に加え、ペインティングやドローイングと呼ぶにはあまりに衝動的な、抽象的な絵具の痕跡を重ねます。それは、写真だけでは留めきれない記憶の揺らぎや、言葉になる前の感情を受け止めるとともに、作品に時間と身体の痕跡を残す行為でもあります。都市を写し取った写真は、文字と絵具の介入によって記録を越え、作家の記憶や感情が交差する「情景」として立ち現れます。ここでいう「情景」とは、目の前の風景そのものではなく、都市に残された痕跡に作家の記憶、言葉、絵具の身振りが交錯するときに生まれる内的な風景といえるものです。 展示では、大型作品4点を核に小作品を含む構成を予定しています。フィルムで撮影した写真をキャンバスにプリントし、その上に油絵具を重ねる本作は、人に原初的に備わるアナログな手つきと物質感に支えられています。〈WALL〉におけるイメージの上書きとレイヤー、〈HOLES and SCARS〉に通じる時間を帯びた物質への眼差し、〈LETTERS〉で掘り下げてきた文化的・個人的なルーツ。それらが本展において、言葉と絵具を伴う写真へと結実します。路上で出会う予測不能な出来事のようなノイズと、消えかけた記憶のような手触り。経験や知識を積み重ねながら、横山はむしろ初期衝動と野っ原のような感性へと立ち返ります。写真家・横山隆平が、これまで独自に培ってきた視点と感覚をあらためて作品へとひらき、より自由に、より朗らかに表現を更新していく現在地を示す本展を、ぜひご高覧ください。
参加作家
- 横山隆平
開催情報
- 開催期間
- 2026.9.19 — 2026.10.24
- 開館時間
- 13:00 〜 18:0010月7日は15:00から 10月14日〜17日は予約制
- 休館日
- 日曜日、月曜日、火曜日、祝日
- 料金
- 公式サイトをご確認ください
- 会場
- KANA KAWANISHI GALLERY
- 住所
- 東京都江東区白河4-7-6白河和楽ビル1F
- アクセス
- 東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口より徒歩9分、都営新宿線菊川駅A4出口より徒歩9分、都営大江戸線清澄白河駅A3出口より徒歩14分
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