
Raining Cats and Dogs
2026.9.8 — 2026.9.26
eitoeiko
東京都 新宿区
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eitoeikoでは9月8日より9月26日まで、古屋郁による個展「Raining Cats and Dogs」を開催いたします。 タイトルは「どしゃ降りの雨」を表す17~18世紀のイディオムを引用しています。 古屋が建物から動物まで、大小さまざまなものに目を向け、その輪郭を捉えていく作業は、神道に携わる家に生まれた作家ならではの家業との関係を想起させます。神道において、物質は必ずしもそれ自体で完結した存在ではなく、神性が宿る場となりえます。そこでは、可視的なものと不可視的なものとのあいだに明確な断絶はなく、ある物質を媒介として、不可視のものが経験可能なものとして立ち現れます。古屋の作品には、そうした「依り代」のような感覚が、そこはかとなく漂っています。古屋は、周囲の空間から対象を特別なものとして切り出すことによって、いつもの風景とは異なる見え方を生み出します。銅板を切り抜くことで現れる輪郭は、物を閉じる線であると同時に、物と世界との接点となります。注連縄や玉垣、鳥居などが、物理的な線や構造物でありながら、日常と聖域、こちら側とあちら側を分けるように、作品の輪郭もまた、何気ないものを別のものとして知覚することを促します。その輪郭は物質を閉じるためのものではなく、物質を世界に接続するための境界です。依り代が物質的な存在を介して不可視のものが現れる場所であるように、古屋の作品もまた、物質的な表面を介して、そこには描かれていない何かを立ち現れさせます。 古屋が生む輪郭線は、形の結末ではなく、何かが現れ始める場所なのかもしれません。
参加作家
- 古屋郁
開催情報
- 開催期間
- 2026.9.8 — 2026.9.26
- 開館時間
- 12:00 〜 19:00
- 休館日
- 月曜日、日曜日、祝日
- 料金
- 公式サイトをご確認ください
- 会場
- eitoeiko
- 住所
- 東京都新宿区矢来町32−2
- アクセス
- 東京メトロ東西線神楽坂駅2番出口より徒歩5分、都営大江戸線牛込神楽坂駅A1出口より徒歩10分、東京メトロ有楽町線江戸川橋駅2番出口より徒歩12分
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