
原安三郎コレクション 北斎×広重
2026.10.10 — 2026.12.6
秋田県立近代美術館
秋田県 横手市
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財界の重鎮として活躍した日本化薬株式会社元会長・原 安三郎氏(1884–1982)が蒐集した浮世絵は、質・量ともに優れた個人コレクションとして高く評価されています。いわゆる「揃物」(シリーズ)が丹念に蒐集されていることが特徴の一つで、とりわけ葛飾北斎や歌川広重による名所絵シリーズが充実していることで知られています。 原氏は明治17年(1884)、徳島市に生まれました。生家は徳島藩(藩主・蜂須賀氏)の普請方を務めた家柄で、父親は徳島特産の藍を扱っていました。3歳の頃に骨膜炎を患い、後遺症により左足と右の腕が不自由となった原氏ですが、困難に挫けることなく、強い意志とたゆまぬ努力で自らの人生を切り開きました。早稲田大学商科を最優秀の成績で卒業、のちに日本化薬株式会社をはじめとする70以上の企業群の総帥となり、経済界のみならず政府関係の公職も歴任しました。 原氏の浮世絵コレクションは、大正のはじめに横浜を発ってアメリカに帰国する宣教師から譲り受けたコレクションが母体となり、その後も折に触れて買い求めていったものと伝えられています。幼い頃から藍が身近だったことも、藍色が印象的な浮世絵の名所絵に惹かれた理由の一つかもしれません。また、北斎や広重の名所絵シリーズが揃えられたコレクションからは、旅好きで几帳面な性格も偲ばれます。 本展では、北斎の富士や広重の東海道といった誰もが知る著名な浮世絵に加え、初公開の肉筆画や原氏の命により制作された絵巻など、コレクションの広がりもご紹介します。原氏の慧眼により蒐集された数々の名品を存分にご堪能いただけましたら幸いです。
参加作家
- 葛飾北斎
- 歌川広重
開催情報
- 開催期間
- 2026.10.10 — 2026.12.6
- 開館時間
- 9:30 〜 17:00
- 休館日
- 会期中無休
- 料金
- 公式サイトをご確認ください
- 会場
- 秋田県立近代美術館
- 住所
- 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46
- アクセス
- JR横手駅東口より羽後交通バス「秋田ふるさと村」下車徒歩7分


