
ハングルの縦組み展
2026.9.20 — 2026.9.23
Book & Design
東京都 台東区
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ハングルは創製時から約500年間、縦に書かれていました。一方、ハングルの横書きは1900年頃に西洋文化とともに広がり、1945年に政策として教科書が横組で組版されました。その後50年を経てハングルの縦書きは韓国社会から姿を消しました。現在、ハングルを読める人の中で、縦組で作られた本をスムーズに読める人は極めて少ないでしょう。 韓国社会から縦書きが無くなったのには様々な理由がありますが、中でも「効率性」の低さを代表的な理由と言えます。当時の韓国社会において、縦組は視認性・読書効率が低く、組版の効率も良くありませんでした。結果として経済的効率性も低下し、もはやハングルの縦書きを求めなくなりました。しかし、韓国は2000年前後に経済成長と社会的安定を達成したことで文化的包容力が大きくなり、かつて効率性のみで評価されていた対象の文化的価値が再評価され始めました。こうした変化が、「縦書き」が蘇る背景となったのです。 本展示は、これからの縦書きハングルの姿を先取りして紹介する場であり、大きく分けて2つの内容を展示します。 ひとつは「書体」です。ハングル創製以降から近現代に至るまでに現れた多様な様式の書体をベースに制作した書体を紹介します。漢字とともに使われていたハングルを基にした書体、ハングルのみを表記するようになる過程で形成された書体様式を基にした書体、国が刊行した書籍に使われた格式ある書体を基にした書体、民間において自由に書かれていた文字を基にした書体など、従来、広く知られている宮書体(クンソ体)にとどまらない、多彩な縦書き用のハングル書体をご覧いただけます。 もうひとつは「縦組」です。書籍のような大量の情報媒体からは完全に消えた縦組を、様々なレイアウト形式で提示します。単語を形作る文字の配置空間を意識したワードスペースの模索、行の印象や段落揃え方式の応用、コラムやマージンの形状に至るまで、組版において意識すべき様々な要素をハングルテキストで提示します。過去の組版の復元ではなく、現代のデザイン的観点からアプローチしたハングル縦組の例を提案し、これからのハングル縦組デザインの可能性を実験します。 [関連イベント] 1. フォーラム 日時: 9月20日・21日 各日とも17:00~ 登壇者: 20日 イ・ヨンジェ、パク・ジフン+山本太郎 / 21日イ・ヨンジェ、パク・ジフン + 雪朱里 料金: 無料(要事前申込み) 2. 講演会 ①「ハングル縦組み用書体の潮流」 日時: 9月22日 14:00~ 登壇者: イ・ヨンジェ 料金: 無料(要事前申込み) ②「近・現代のハングルタイポグラフィー-レイアウトの100年-」 日時: 9月23日 14:00~ 登壇者: パク・ジフン 料金: 無料(要事前申込み) ※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
参加作家
- イ・ヨンジェ
- パク・ジフン
開催情報
- 開催期間
- 2026.9.20 — 2026.9.23
- 開館時間
- 11:00 〜 19:00最終日は17:00まで
- 料金
- 公式サイトをご確認ください
- 会場
- Book & Design
- 住所
- 東京都台東区浅草2-1-143F
- アクセス
- 東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン・都営浅草線浅草駅より徒歩3分、つくばエクスプレス浅草駅A1出口より徒歩7分
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